【発表】黒部市の新年度予算案 防災や減災対策強化を盛り込む
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黒部市はきょう防災や減災対策の強化を盛り込んだ、一般会計で223億3000万円となる新年度当初予算案を発表しました。
これはきょう、黒部市の武隈市長が発表したものです。
今回は、これまでの予算特別枠の取り組みに、新たに防災・減災対策の強化を追加しています。
主なものとしては、緊急避難所となっている9施設にスマートロックを整備する事業に528万円、災害用トイレの整備に440万円をそれぞれ計上しています。
また、黒部市は、トイレトラックや給水車、避難所用の移動式エアコンなどを整備するため、合わせて8200万円あまりを3月補正予算案に盛り込んでいます。
観光分野では、去年、友好協力関係を結んだ中国・大連市で、ことし9月に3日間開催される日本商品展示会に出展し、黒部の観光資源をPRする事業に120万円を計上。
さらに、新幹線駅に温泉の名が付く石川県加賀市や福井県あわら市などと連携し、広域的な誘客を図る事業に100万円をあてています。
黒部市は、この新年度予算案を来月4日に開会する市議会に提出します。