4月開通へ除雪開始 立山黒部アルペンルート
立山黒部アルペンルートで7日、4月の営業開始に向けて除雪作業が7日始まりました。2024年の積雪は平年より少なめだということです。
岡田キャスター
「標高475メートル、藤橋ゲートです。雪の壁を除雪車がかきわけて進んでいます」
アルペンルートの除雪は午前9時から始まり、「立山熊太郎」と名付けられた国内最大級のロータリー車などが雪を高く吹き上げていました。
除雪するのは標高2450メートルの室堂まで、およそ31キロの区間です。除雪車22台が7日から2か月ほどかけて車の通り道を確保します。
この冬は雪が少なく、7日の藤橋ゲート付近の積雪は60センチ、室堂は5日の時点で5.3メートルと、いずれも平年を下回っています。
立山有料道路管理事務所 板屋直人所長
「今年の元日は能登半島地震ありましたけれども、室堂周辺については、幸い大きな被害は受けていないと聞いております。安全性を確保して除雪を進めていきたいと考えています」
立山黒部アルペンルートは4月15日に全線開通の予定です。