室堂平のホテル立山 売却に向け星野リゾートと協議入り 立山黒部貫光
立山黒部アルペンルートを運営する立山黒部貫光は9日、室堂にあるホテル立山の売却に向けて、星野リゾートと協議することに合意したと発表しました。
ホテル立山は室堂平にあるホテルで、立山黒部アルペンルートが全線開業した翌年の1972年に開業しました。
ホテルを所有する立山貫光ターミナルと、その親会社の立山黒部貫光は、ホテル立山を売却する協議に星野リゾートと9日、合意したということです。運輸、ホテルの両方の部門で改修が課題となっていることから経営資源を運輸事業に集中させるため、としています。
立山黒部貫光は、協議先に星野リゾートを選んだことについて「国立公園内でホテル事業を手掛けていて、理解があるため」と説明し、立山黒部アルペンルートの価値を、連携しながら高めていきたいとしています。