不審な刃物男を想定 走行中の新幹線車内で対応訓練
北陸新幹線の車内で不審者が乗客に刃物で切りつけたという想定で、JRと警察などが3日、走行中の列車の中で対応訓練を行いました。
訓練には実際に走行している回送列車が使われ、不審な男が刃物を振り回して切りつけたという想定で行われました。
この訓練は、2018年に東海道新幹線の車内で、刃物で切り付けられた乗客3人が死傷した事件を受けて行われています。
逃げ遅れた乗客の安全確保や、乗務員と警察官との連携など、対応を確認しました。
JR西日本金沢支社 金田啓一安全推進室長「いろんな事態に普段から備えて訓練をすること、継続することで、お客様は安心してご利用いただけると思っておりますので、継続してやっていきたいと考えております」
JRは、こうした訓練を繰り返し行っています。