柳井市の児童が手作りの和紙で年賀はがき作り 伝統の和紙つくりを学ぶ
柳井市の小学校で14日、児童が和紙をすいて年賀はがきを作りました。
年賀はがぎ作りを体験したのは柳井市・伊陸小学校の1、2年生です。
児童「わぁ~冷っ!」
子どもたちはまず、はがきサイズの「かせ」と呼ばれる道具を使って、器用に和紙の原料となるこうぞをすくい取っていきました。
和紙作りを教えるのは須金和紙保存会の村中優さんです。
村中さんは長年、周南市・須金地区の学校で卒業証書用の和紙作りに携わってきました。
村中さん「和紙というものが身近ではなくなっている。冷たい中に手を付けて大変な作業をやっていたということと、紙は自分でも簡単にできるということを体験してもらえたら。」
すいた和紙にモミジの押し花を置き、最後に薄くすいた和紙で挟んで完成です。
児童「楽しかった!」「触ったらどんな感じがしましたか?」「べたべた。」「誰にあげたいですか?」「いとこと保育園の先生お正月一緒に会おうね(と書きたい)。」
和紙は、乾かした後、授業の中で書き込みを行うことにしています。