被災地の医療を長期間にわたり支援へ 災害医療チーム「JMATやまぐち」が被災地へ出発
山口県医師会の災害医療チーム「JMATやまぐち」として医師など4人が能登半島地震の被災地へ向け出発しました。
「JMATやまぐち」の派遣は県内初となります。
「JMATやまぐち」は県医師会が日本医師会の要請を受け、派遣します。
その第1陣として長門市の長門総合病院の医師など4人が能登半島地震の被災地で活動します。出発に先立ちセレモニーが行われました。
(JMATやまぐち 谷 泰宏医師)
「我々も強くたくましく医療人として、人として石川の復興、日本の復興の一助となるよう尽力したい」
JMATは、発災直後から被災地入りしているDMATの任務を引き継ぐなどし、被災地の医療を今後、長期間にわたって支援する組織です。
(JMATやまぐち 谷 泰宏医師)
「私は整形外科医であること、リューマチ、リハビリ的な側面もあるので、身体の不自由な人の急性期に入った人に、いかに支援していくか、いかにどんなニーズがこれから後続するチームへ引き継ぐための情報収集の役割も担っている」
第一陣は9日、石川県庁に到着した後、今月11日まで避難所の医療支援や、現地で活動している医師たちのサポートを行うことにしています。