山口県議会議員が使用済み核燃料の貯蔵施設を視察へ…自民党は東海第二、共産党は青森県むつ市へ
上関町で浮上した使用済み核燃料の中間貯蔵施設を調査・研究するため県議会議員らが国内の施設を視察することを決めました。
県議47人のうち26人が所属する最大会派=自民党は、今月16日と19日、あわせて20人が茨城県の東海第二原発の使用済み核燃料の貯蔵施設を視察するということです。
中国電力からの説明を受けていない中、今後、会派としての意見をまとめる必要があり、調査・研究のための視察を決めたということです。
1期目の議員2人でつくる会派=政友会も視察に行く方向で検討しているということです。
共産党も17日から19日まで青森県むつ市の中間貯蔵施設、それに六ヶ所村の再処理工場を視察する予定ということです。
上関町に浮上した使用済み核燃料の中間貯蔵施設は現在、中国電力により建設できるかどうか調べる立地可能性調査が行われています。