【山口天気 夕刊11/2】2日(木)は山口県で29度台の気温も! 3連休も異例の暑さの日々
2日(木)の山口県は、タップリの日差しに加え、暖かい南からの空気の流れ込みで、岩国市錦町広瀬では最高気温が29.1度と、3年前に長門市油谷で記録した11月の県内最高気温の記録を大幅に更新。
また、11月の観測史上最高気温の記録更新となった所が県内では8地点もあるなど、暑さの記録が続出する一日となりました。
この異例の暑さは、高気圧に覆われて日ざしタップリだった上に、南の高気圧から北の低気圧へと暖かい南の空気が流れていく「南高北低」の気圧配置になっていることによるもので、このあとの3連休の間も、山口県は南の暖かな空気に包まれたままの状態が、まだ続く見込みです。
3連休の金、土、日曜日と3日間ともに、山口県内は最高気温が25度以上の夏日が続出する見込みです。
ただし朝晩は少しヒンヤリでもあるため、この寒暖差に合わせて体感温度を柔軟に調整できるよう、服装選びにお気を付け下さい。
また、スポーツイベントなども多い3連休ですが、昼間は、水分補給もこまめに心がけていき、熱中症や夏バテなどのないよう、体調に気をつけて、お過ごしください。
3日(金)「文化の日」の祝日も、山口県は各地で安定した晴天が続きます。
日中の最高気温は25度以上の夏日が続出します。
車の中も暑くなるため、車で買い物に出かけた際など食品管理にも十分ご注意下さい。
3連休後半になると、山口県は高気圧の後ろ側に入り、だんだん雲が増えてきそうです。
ただし連休中のうちは、前線に伴う雨雲は、県内に進んでくる一歩手前に止まりそうな雰囲気。
天気が大きく崩れてくるのは連休明けの月曜日で、ここでは前線通過に伴い一時強い雨や雷、突風などの少々荒れ気味な天気となるおそれがあります。
そして、この雨を境に異例の高温傾向は、ひと区切り。来週は11月らしい、晩秋の肌寒さになってきそうです。
異例の高温の3連休のあとは、劇的な天気、気温変化に注意が必要、と心得ておきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)