中高生らの逃走用車両を盗んだ疑いで逮捕されていた男(48) 窃盗罪で起訴
ことし10月、光市で起きた関東の中高生3人らによる強盗予備事件について。
山口地検は今月5日、事件当日に中高生らの逃走用車両を盗んだ疑いで逮捕されていた男(48)を窃盗の罪で起訴しました。
窃盗の罪で起訴されたのは、住居不定・無職の男(48)です。
起訴状などによりますと、男は他の2人(20代男、40代男)と共謀し、10月20日の午後3時10分ごろから15分ごろまでの間、光市内の路上で現金40万1000円やリュックサックなど11点が積まれた軽乗用車を盗んだとされています。
山口地検は、男の認否を明らかにしていません。
光市内では同日(20日)の夜、関東の中高生3人が、男性(30代)の住宅に強盗に入る準備をした強盗予備事件が発生。
今回起訴された男は共犯者ともに、中高生らの逃走用車両を確保しようと犯行に及んだとみられています。
強盗予備事件を巡っては、実行役の中高生3人を勧誘し、指示していたとみられる「リクルーター役」の男(20)など、これまでに合計7人が逮捕されています。