下瀬信雄 8年ぶりの写真集「つきをゆびさす」最新作品展示 ふるさと萩市の風景や日常を切り取る
萩市在住の写真家、下瀬信雄さんの作品展が10日から東京で始まりました。
東京・新宿のニコンサロンで始まった写真展には、およそ50点余りの作品が展示されています。
タイトルの「産土(うぶすな)」とはその人が生まれた土地のこと。萩市内で写真店を営みながら様々な写真を撮り続けてきた下瀬さんならではの地元・萩の風景や日常、祭りの様子などが切り取られています。
(下瀬信雄さん)
「写真家は目の前にあるものしか撮れないんですよ。 目の前になるものは何かと言うとやっぱり自分の家族であったり、町内であったり風景だったりするわけですね。 そういうものをテーマにしようとしたのがこのシリーズですね。Q.43秒今回、下瀬さんは8年ぶりとなる写真集「つきをゆびさす」を出版しました。
今回の作品はその写真集の中から最近撮影されたものを中心に構成されています。
(下瀬信雄さん)
「身の回りの方が面白いんですね。小さいものには小さいものなりの壮大なドラマが、後ろに隠れてると思います。」「そういう意味では時代を反映していると同時に、時代を超越したものにしたいなと思って作っているのは確かですね。」
下瀬さんの写真展は10月23日まで東京・新宿のニコンサロンで開催されています。