宇部市のときわミュージアムでは世界最大の花が咲くことで知られるコンニャクの開花が近づき来園者の注目を集めています。

（来園者は）
「あ、コンニャク？いまから咲くの？」何かグロテスクなね」

　来園者が見つめる先にあるのはコンニャクの仲間「ショクダイオオコンニャク」の花の芽です。

　撮影した11日の時点で高さは167センチとなり植物館によると開花へ向け日々、大きく成長しているということです。

　コンニャクを購入したのは11年前で植物館では毎年、植え替えなどを行い大切に育て今回、初めて開花する見通しとなりました。

　開花すれば国内28例目ということです。

（ときわ公園課 越智大吾さん）
「中国地方、初開花ということもありますのでどんどん発信していって多くの方に見に来ていただけたらと思います」

　植物館ではことし5月に国内3例目となる別の巨大コンニャクの開花があり今回、無事に開花すれば日本で初めて2つの巨大コンニャクの花を咲かせた植物館となります。

（ときわ公園課 越智大吾さん）
「（2種類とも）いままで大切に育ててきたんですけどそれがたまたまことし集大成として開花を迎えているのかなと思っています」

　丹精込めて育ててきたコンニャクの花の開花。

　植物館によるといまのところ開花は来週18日頃ということです。