●台風17号が発生。来週2日(水)ごろにかけて北上し、東日本方面へ進むため、県内への大きな影響はない予想
●沖縄の南にある熱帯低気圧は、今後24時間以内に台風に発達する見込み。10月の初めごろに、沖縄に接近する予想
●県内は来週2日(水)ごろから天気は下り坂に。週末にかけては、台風の進路次第で雨足が強まり、さらに風も強く吹くおそれも

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きょう27日(金)は朝から安定した空模様で、日中は強い日ざしが届き、蒸し暑い一日となりました。
県内は午後にかけて少し雲のかかる時間もありましたが、日本の南に注目をすると、きょう27日(金)の昼過ぎに発生した台風17号や、熱帯低気圧による渦を巻いた大きな雲の塊が見えます。

現在、小笠原諸島の南にある台風17号は、来週2日(水)ごろにかけて北上し、東日本方面へ進む予想で、県内への大きな影響はないと見込んでいます。。

注目すべきは現在、沖縄の南にある熱帯低気圧です。
この熱帯低気圧は、今後24時間以内に台風に発達する見込みで、この先暴風域を伴いながら10月の初めごろに、沖縄に接近する予想です。

この台風が沖縄に近づく頃の、来週2日(水)の雨と風の予想です。
台風の中心はまだ沖縄本島の西側にある状況ですが、湿った空気や気圧の谷に伴って、雨雲は西日本方面に広がり始めると見られ、その後来週後半にかけては、さらに西日本方面への影響が広がる可能性を示すデータもあります。
まだ台風の予測データにはばらつきもありますが、来週後半は10月に入るものの台風シーズンが続くという可能性も踏まえて、心構えをしっかりと高めていきましょう。
目先、この週末から来週初めまで、まだ晴れて厳しい暑さが続く見込みです。

あす28日(土)も一日安定した空模様で、日中は日ざしが強くなるでしょう。
最高気温は広く30度を超え、真夏日に。朝晩との気温差が大きい日が続いているので、一層体調管理に気をつけてお過ごし下さい。

引き続き、朝からしっかり晴れる予想です。
午後にかけて少し厚い雲の広がる時間もありますが、大きな天気の崩れはないと見込んでいます。
日中の最高気温は、前日の28日(土)とほぼ変わらず30度前後。直射日光を避けて、こまめに水分補給を行うなど、熱中症の予防はしっかり行っていきましょう。

週が明けた30日(月)、1日(火)も安定した空模様が続きそうです。真夏日さながらの日ざしが届き、最高気温は各地で30度を超える見通しです。
2日(水)から週末にかけて、しばらくぐずついた天気が続く見込みで、台風の進路次第では雨足が強まり、さらに風も強く吹くおそれがあります。最新の情報を常に確認して、台風への心構えを高めていきましょう。

（KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝）