●きのう25日(水)発生した台風16号は今後発達せず、あす27日(金)の未明ごろには熱帯低気圧に変わる見込み
●熱帯低気圧はあさって21日(土)にかけて、関東方面へ向かう予想。これから関東方面へ向かう予定のある方は、交通への影響など注意を
●きょう26日(木)の県内は、一日安定した空模様。気温は高く、最高気温は各地で30度を超え、真夏のような暑さに
●来週半ばからは徐々に天気下り坂。しっかりと雨の降るタイミングも

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きのう25日(水)は西日本を中心に、一日厚い雲に覆われていましたが、徐々に雲の量も少なくなってきました。
この時間、県内も目立った雲はほとんどなく、広く晴れています。
一方で、日本の南の海上には、きのう25日(水)の日中に発生した台風16号によるまとまった雲が見えます。

この台風16号は今後発達せず、あす27日(金)の未明ごろには熱帯低気圧に変わるため、県内への大きな影響はないと見込んでいます。

ただ熱帯低気圧はこの先、関東方面へ向かう予想です。あさって21日(土)にかけて活発な雨雲が進んでいくため、関東方面へ向かう予定のある方は、交通への影響などご注意下さい。

きょう26日(木)の県内は、一日安定した空模様となりますが、台風によって南からの蒸し暑い空気が流れ込むため、気温が上昇し、きょう26日(木)の最高気温は広く30度を超える予想です。きのう25日(水)に比べ、3～4度ほど高くなるところも多く、日中は夏の蒸し暑さが戻る見込みです。

県内は一日、安定した空模様となる見込みです。特に日中は雲も少なく強い日ざしが届くため、洗濯物もよく乾きそうです。

あす27日(金)からもしばらくは、日ざしのしっかり届く日が続く見込みです。
朝晩の気温は20度前後、日中の最高気温は連日30度を超え、一日の気温差も大きくなる予想です。
来週半ばからは、上空の気圧の谷や湿った空気の流れ込みで、天気は下り坂になる予想で、しっかりと雨の降るタイミングもあると見込んでいます。

熱中症情報です。きのう25日(水)より危険度が上がり、広く「厳重警戒」レベルとなっています。日中は夏の暑さが残っているため、熱中症予防は入念に行いましょう。

（KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝）