うその副業広告を発端に、山口市に住む20代女性が暗号資産およそ137万円相当をだまし取られる詐欺被害にあいました。

山口警察署によりますと、山口市に住む20代の女性は5月7日、SNS上に表示された「男性とメールのやりとりをすると、その男性からお金が受け取れる」という内容の副業広告を見つけてサイトに登録すると、すぐに男性名義のアカウントとメールのやりとりを始めました。

その後、男性アカウントから「お金を振り込むので口座番号を教えてほしい」と言われたことから教えようとしたところ、サイトのカスタマーセンターから「口座番号などの個人情報のやりとりには制限解除を行う必要がある」と指示されます。

さらに、「制限を解除するには暗号資産で購入したポイントが必要」「費用は後日全額返金される」などと言われ、信じた女性はポイント購入名目で9回にわたりあわせておよそ136万6000円相当の暗号資産を送金し、だまし取られました。

警察は「副業あっせん」を装ってお金を要求するのは詐欺の手口として注意を呼びかけています。