●きょう28日(金)昼頃まで気まぐれな雨 午後は北風で気温下降傾向
●週末にかけて厚手の上着や暖房活躍の「寒の戻り」
●来週後半ほど再び春の暖かさ サクラは花盛りのシーズンに
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山口県は、昨夜は所々でやや活発な雨雲が発生して少々強い雨や雷、となった所がありました。日付が変わっていったん雨雲は途切れましたが、今朝にかけて対馬海峡方面から別の雨雲が迫ってきています。

きょう28日(金)は、天気をぐずつかせる寒冷前線が本州付近を通過。そして、前線通過とともに、等圧線が縦じま模様となっていきます。

きょう28日(金)の県内は、このあと昼頃にかけて再び一時的に雨が降る所が多くなりそうです。
午後は雨雲は東に抜けて、天気は持ち直していく見通しですが…

雨上がりからは北寄りの風が吹きやすくなり、この風とともに空気はだんだん冷たさが増していきます。夜にかけては朝より気温が下がっていく見通しです。さらに週末にかけて、再び厚手の上着などが必要な身体が少し縮こまる寒さになってきそうです。異例の暖かさを経験した後のこの寒の戻りで体調を崩さないよう、十分お気を付けください。

きょう28日(金)の県内は、昼頃まで度々気まぐれな雨がありそうですが、午後は次第に雨は止んで、少し空が明るくなる時間もあるでしょう。傘を持って出かけたら、帰りの際に傘の置き忘れにご注意下さい。

日中の気温は各地とも20度には届かない予想です。午後は北風の冷たさが増し、次第に羽織る上着などが必要となっていきます。

今週末は日ざしがしっかり届く天気となりそうですが、日中でも上着が欠かせない寒さ。さらに朝晩は、まだまだ暖房も必要な冷え込みになるでしょう。来週初めも、朝晩は遅霜のおそれがある強い冷え込みとなりそうですが、来週後半ほど徐々に春の暖かさが戻っていきそうです。

さくらだよりです。今週、一気に開花が進み始めた所が多くなっています。今週末にかけては寒の戻りで開花のペースが多少鈍るものの、来週、また暖かさが戻るにつれてどんどん花の数は増え、来週後半には見頃の所が多くなる、とみています。

一方でサクラシーズンの頃はヒノキ花粉の飛散もピーク。ここ数日、爆発的な飛散量となっており、きょう28日(金)も雨上がりから一気に大量飛散のおそれがあります。

来週にかけても、しばらくは連日、入念な花粉対策が欠かせない日々が続きそうです。

（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）