朝は強い冷え込みも昼は日ざし暖かな陽気に 週末は異例の暖かさ&異例の黄砂も!?【山口天気 朝刊12/8】
夜間から良く晴れて風が落ち着いてきたことで、今朝は放射冷却の影響が強まり、山間部は所々氷点下の気温となるなど、各地で冷え込みが少々厳しくなっています。
豊田は午前5:58に氷点下2.4度まで気温が下がり、今シーズン一番の冷え込みとなりました。
ただ、朝は寒くても、昼間はタップリの日差しとともに、順調に空気は暖まっていきます。
きょう8日(金)は晴天をもたらす高気圧に南から覆われる形にもなるため、南の暖かい空気も流入する見込みです。
日中も、ほとんど雲のない快晴の天気が続くとともに、日中の気温は16~17度くらいまで上がる所が多くなります。激しい寒暖の変化に対応しやすい服装選びを心がけていきましょう。
空気の乾燥が急速に進んできています。火の取り扱いには十分ご注意下さい。
さらに今週末にかけては、引き続き晴れ間の多い天気で、いっそう南からの暖かな空気が流れ込むことで、最高気温が20度に届く所が続々と出てくるなど、師走らしからぬ暖かさになる、と見込んでいます。
一見すると、今週末は行楽日和、そして早めの大掃除などに取り組むのも良さそうな雰囲気ですが、気になるのが、今週末も黄砂が飛来する可能性があるところ…北日本方面へ広がる黄砂の帯が、日曜日にかけて南下し、県内に到達する心配があります。
大掃除や、車を洗う時など、この黄砂の様子も気にかけておきましょう。
週明けは低気圧の通過でややまとまった雨になり、その後も、まだ寒波の気配はないものの、度々ぐずつく天気となる見込み。来週は晴れるチャンスが少ないので、今週末にかけては黄砂が少し心配ですが、暖かな陽気の有効活用などは心がけていきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)