●今夜遅く～あす19日(木)朝にかけて 活発な雪雲・雨雲が流入
●内陸・山間部中心に積雪エリアが広がる 山口市中心部も雪化粧の可能性
●不安定な天気は19日(木)午後は落ち着くが 20日(金)朝は厳しい底冷えに
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きょう18日(水)も山口県内は、日本海側や北部ほど時雨模様のにわか雨、にわか雪があり身体に堪える寒さも続きましたが、これから、さらに冬型気圧配置が強まります。ひと晩のうちに、一気に雪景色に変わる所もある見込みです。

日本海の、風がぶつかり合ってライン上に発達している雲が、今夜遅くから県内に流入へ…気温の低い夜のため、冷たい雨が内陸、山間部ほど雪となり、雷を伴い強く降ることがあるほか、あす19日(木)朝にかけて北寄りの強い風も吹きそうです。日本海沿岸は暴風雪警報発表中で、朝にかけて警戒が必要な状況が続きます。

あす19日(木)にかけて降る雪の量は多い所、 山地20センチ、平地7センチと見込まれ、特に未明から朝中心に大雪に。山間部、徳佐方面は靴が埋まるくらいの積雪、内陸のエリア中心に、山口市中心部にかけても、うっすらから数センチ程度、雪が積もる所が多くなりそうです。

山口市中心部も、あす19日(木)朝は少し雪が積もる可能性があります。積雪、路面凍結による交通の乱れや、強い風を伴う雪で視界不良のおそれもあることも踏まえて、車の運転、自転車の運転などは時間に十分ゆとりを持って、慎重な行動の心構えをしっかりお願いします。
また、あす19日(木)日中は空模様は落ち着いてくる見込みですが、あさって20日(金)も朝は放射冷却による底冷えが強烈で、路面凍結のほかに水道管凍結なども注意が必要になってきそうです。

今夜遅くから、あす19日(木)朝にかけて、雷や激しい突風を伴いながら、冷たい雨や、内陸・山間部ほど雪が降り、内陸ほど雪化粧、徳佐では車が走行した後に轍が出来るほどになる可能性があります。昼頃には、不安定な天気は落ち着きそうですが、最高気温でも多くの所で1桁止まり、と厳しい寒さは続きます。

20日(金)は朝の底冷えが一段と厳しく、山間部は水道管凍結への注意も必要です。週末も、降水量は少なめながら、冷たい雨や雪が時折降りやすく、朝晩は気温が0度前後と、路面凍結に注意が必要な日々もしばらく続く見通しです。

（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）