【山口天気 朝刊3/21】気圧配置は「南高北低」…きょう21日(金)は4月上~中旬並み 週末~来週はGW並みの暖かさへ

●日本付近は南に高気圧、北に低気圧という「南高北低」の気圧配置
●きょう21日(金)は4月上~中旬並みの陽気に
●週末~来週はゴールデンウィークの頃に匹敵する、季節大幅先取りの暖かさが続く
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きょう21日(金)は朝の冷え込みも和らいで、すでに午前6時の時点で気温が10度以上となっている所もあります。
きょう21日(金)は南西諸島付近に高気圧、日本の北に低気圧、という「南高北低」の気圧配置…南から北へと暖かな空気が流れ込みやすくなり、県内でも安定した天気が続くとともに、これから昼間は一段と気温が上がりそうです。
山口市内では、きょう21日(金)日中の気温が20度に達する可能性があり、週末~来週にかけては4月下旬並みから5月上旬並み…25度に迫る日もあるなど、ゴールデンウィークの頃の陽気になっていきそうです。
ただ、向こう1週間先まではかなり気温が高く、季節大幅先取りの暖かさが続きますが、月末頃に再びガクッと気温が下がる兆しもあります。さすがに、もう雪が降るまでの真冬の寒さまでは戻らない、とみられますが、行き過ぎた季節変化のあとは、その反動があることも頭の片隅に置き、少々激しい寒暖の変化には引き続き備えを進めておきましょう。
きょう21日(金)の県内は、日中はほぼ快晴の天気が続く所が多くなりそうです。沿岸部でやや風が強い所はあり、日本海側、響灘では波も高めではありますが、昼間は風の冷たさより日ざしの力強さが勝りそうです。
きょう21日(金)日中の気温は山口や萩で20度に達するなど、全般に4月上旬から中旬並み。サクラの季節先取りのポカポカ陽気になるでしょう。
スギ花粉は、まだ連日、結構な量が飛んでいます。きょう21日(金)は暖かさが増すにつれて「極めて多い」飛散となる心配もあります。もう少しの間は引き続き、しっかり対策を行っていきましょう。
今週末もしっかり晴れて、さらに暖かさが増していきそうです。来週中頃にかけて、ゴールデンウィークの頃に匹敵する、昼間は上着いらずの陽気となる日も多くなるでしょう。この季節大幅先取りの暖かさで、サクラは一気に開花に向けて生長が進みそうです。
来週の木曜日は大きく天気が崩れ、そのあと月末頃は行き過ぎた季節が戻る兆しもあるため、目先はかなり暖かくても、まだ衣替えなどは進めすぎないよう、ご注意下さい。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)