新幹線と人との衝突事故で約12万3800人に影響…8日新岩国駅通過車両
8日、JR新岩国駅を通過しようとした新幹線のぞみが、線路内にいた人と衝突した事故で、およそ12万3800人に影響が出たことがJR西日本のまとめでわかりました。
この事故で亡くなったのは成人男性とみられ、事故から9時間半後に死亡が確認されています。
この事故は、8日午前7時半ころ、東京行きの「のぞみ4号」が、岩国市御庄のJR新岩国駅を通過しようとしたところ、線路内にいた人と衝突。
事故の影響で、山陽新幹線は新大阪駅と小倉駅の間でおよそ3時間にわたり運転を見合わせました。
JR西日本のまとめによりますと、この事故の影響で、上下線合わせて45本が運転を休止し、上下線あわせて193本に最大で4時間の遅れが出ました。
この事故でおよそ12万3800人に影響が出たということです。
なお、警察によりますと、新幹線と衝突したのは成人男性とみられ、事故発生から9時間半後のおととい午後5時に死亡を確認したということです。
新幹線の通過車両はホームから離れた通過線を走行していました。