駐在所に勤務する警察官の夫とその活動を長年支えてきた夫人に対し県警から表彰状が贈られました。

　地域に密着し暮らしの安全を守る駐在所。

　県警では駐在所で10年近く勤務する警察官の家族の支援を感謝する表彰を毎年行っています。

　この日は県警の阿久津本部長が4人の夫人のこれまでの功労を称えました。

（県警 阿久津正好本部長）
「警察の長として感謝を申し上げます」

　警察によりますと県内に134ヶ所ある駐在所のおよそ6割で家族が共に暮らし、夫が留守の時は夫人が代わりに道案内や落とし物を受け取ったりすることもあるということです。

　井上芽久美さんは駐在所勤務9年目の夫と共にこれまで4ヶ所の駐在所で過ごしています。

（井上さん）
「（駐在所での生活当初は）びっくりしましたね。いろいろ調べたりして準備をしたが住んでみて分からないことがいっぱいあって慣れるまで時間はかかりました。対応の仕方を主人にも相談しながらだいぶ慣れてきた。今以上に成長してたくさんの方に頼ってもらえるように頑張りたい」

　駐在所勤務の家族の表彰はこれまでに240人に行われています。