野犬へのエサやりを注意された女 周南市役所勤務の男性を殴り公務執行妨害容疑で逮捕
8日午後、山口県周南市で、女の野犬へのエサやり行為を警告した市環境生活部の男性の顔面をビニール袋で殴打するなどし職務を妨害したとして、警察は広島県の無職の女(59)を公務執行妨害の疑いで逮捕しました。
公務執行妨害の疑いで逮捕されたのは広島県呉市の59歳の無職の女です。
周南警察署によりますと女は8日午後2時過ぎ、周南市の墓地で女のエサやりやゴミ捨てなどの迷惑行為を警告した市環境生活部の男性の顔面を、動物の死がいのようなものが入ったビニール袋で殴打するなどして暴行を加え、職務を妨害した疑いがもたれています。
男性からの110番通報をうけ警察が駆けつけ女を現行犯逮捕しました。
女は「殴っていません」などと容疑を否認しています。
警察にはこれまでも女の迷惑行為について、市役所から複数回、相談があったということです。
周南市では、目撃やかみつき事案が多く発生するなど野犬問題は、大きな課題となっています。市では野犬へのむやみなエサやり行為を条例で禁止しています。