酒蔵が“ジン”を製造…酒米の山田錦を使用した米焼酎にジュニパーベリーとレモンを合わせ~周南・山縣本店~
周南市の酒造会社=山縣本店が県内の酒蔵で初めてジンをつくり、市長に発売を報告しました。
今回発売されたクラフトジン=「89GIN」(はくじん)
周南市で作られた酒米の山田錦を使用した米焼酎にジュニパーベリーと酒蔵の畑で取れたレモンを合わせています。
8日、89GINを開発した山縣本店の山縣俊郎社長らが藤井律子市長を訪れ、発売を報告しました。(やまがた・としろう)
山縣本店ではコロナ禍で日本酒の出荷量が減少した際、農家からの米の仕入れ量を減らさないために米焼酎を造り、その米焼酎をベースとしたクラフトジンの製造を企画。
88の手間がかかると言われているお米作りにもう一手間かけてつくる、という思いを込めて、「89GIN」と名付けました。
きょうは早速、藤井市長も試飲、そのお味とは?
(藤井律子市長)
「ん!ぜんぜん違う初めて飲む感覚」「きっとこれ好きになる人多いんじゃないかな、独特な味」
(山縣本店 山縣美佐子専務)
「お米のうまみもあるんですけどレモンがあるのですごい爽やかな香りも爽やかですし柑橘を感じるような味わいです」
今回は県産の紅ほっぺを使ったいちごリキュールも同時発売されています。(先月24日発売)
リキュールもジンも、今シーズンは200本の限定発売となっています。