「飼料米」の収穫量を競うコンテスト 農林水産大臣賞を受賞した山口市の事業者が知事に受賞を報告
家畜のエサに使われる「飼料米」の収穫量を競うコンテストで、農林水産大臣賞を受賞した山口市の事業者が村岡知事に受賞を報告しました。
県庁を訪れたのは、山口市の農業法人・あぐりてらす阿知須の関係者など4人です。
あぐりてらす阿知須は昨年から「飼料米」の生産を始め、ニワトリの飼料として市内の農場に提供しています。
このたび一定の面積あたりの飼料米の収穫量を競う、農林水産省主催のコンテストに出場。
全国119の事業者のなかで、最高賞となる「農林水産大臣賞」を受賞し、26日に村岡知事に報告しました。
過去に受賞経験もある生産者から田んぼを受け継ぎ、一から技術指導を受けて生産に励んだことが今回の受賞につながったということです。
(あぐりてらす阿知須 長尾誠大社長)「この技術をもとに、ほかのエリアにも(生産を)広げていけたらと思う」
村岡知事は「取り組み初年度での受賞を大変誇らしく思う」と称えていました。