信号無視し、パトカー追跡から逃走中に当て逃げ 会社員(29)を逮捕 山口県警岩国署
山口県警岩国署は14日、道路交通法違反(信号無視・事故不申告)の疑いで自称・和木町の会社員の男(29)を現行犯逮捕しました。
警察によりますと、男は14日午前11時41分頃、岩国市新港町4丁目の国道2号を岩国市中心部方面へ普通乗用車を運転中に信号無視。現認した警察がパトカーを緊急走行させ、マイクなどで停止を求めましたが、応じませんでした。
その後、男はパトカーの追跡から約1.2km国道を逃走。約1分後に同市立石町1丁目の国道上で、右折待ちのため停車していた軽乗用車を右側から追い抜こうとし、軽乗用車と衝突する事故を起こしました。
男はさらに逃走を続けましたが、約200m先で事故の影響で自走不可能となり、逮捕されました。
衝突した軽乗用車の運転手男性(60代)が軽傷の見込みということです。
男は調べに対し「信号無視をして警察から逃げ、事故を起こし、さらに逃げたことに間違いない」と話し、容疑を認めているということです。
岩国署は取材に対し、「現時点で、パトカーの追跡方法は適正であったと考えている」としています。