車検の代車を「借りパク」か、岩国の自称・自営業の男を横領容疑で逮捕 「返すつもりだった」容疑否認
自動車販売会社から車検の代車として借りていた軽乗用車を返さなかったとして、山口県警岩国署は27日、市内の自称・自営業の男(41)を横領容疑で逮捕しました。
警察によると、男は去年5月、自身の車両の車検を山口県内に本社がある自動車販売会社の岩国店に依頼し、代車として軽乗用車(時価10万円相当)を借りました。
その後、男は車検の依頼を一方的にキャンセル。6月下旬ごろから代車の返還を求められたにも関わらず、これに応じなかった疑いが持たれています。
男は当初、車検に必要な部品の一部を自身で調達すると店側に説明していましたが、部品は持ち込まれず、検査が進まなかったということです。
車検のキャンセル後、店側は男に電話で複数回代車の返還を求めていて、今月1日に被害届を岩国署に出していました。
代車が返還されていないことから、男の車は現在も店が保管しています。
男は「返すつもりだった」と容疑を否認していて、警察が動機などを調べています。