岩国市の秋の風物詩「岩国祭」が、4年ぶりにコロナ禍前の規模で開かれ、国道を通行止めにして踊り歩く「市民総踊り」も復活しました。

67回目となる「岩国祭」は市と商工会議所、観光協会で作る協賛会が開いたもので、岩国市の中心市街地一帯はステージイベントや出店で賑わいました。

「岩国のシロヘビ」の大きな張り子が登場すると、国道188号を踊り歩くメインイベント「市民総踊り」が始まります。

アメリカ軍や海上自衛隊、市役所、民間企業などから600人が踊り手として参加し、沿道からは大きな歓声が上がっていました。

岩国祭は新型コロナウイルスの影響で2020年と2021年が中止に。

去年も規模を縮小して開かれたため、国道を通行止めにしての実施は4年ぶりとなり、コロナ禍からの復活を印象づける1日となりました。

主催者の発表によりますと、14日の前夜祭と合わせて6万人が来場したということです。