宇部市の高校生が犯罪の防止を呼びかけるスーパーマーケットの店内アナウンスを作成しました。

　生徒らは23日、音源を直接、スーパーに届けています。

　アルク西宇部店で行われた交付式では、宇部鴻城高校野球部の有川壱瑳主将からアルク西宇部店の水野大地副店長へ生徒たちが作成した防犯を呼びかける音源の入ったUSBが手渡されました。

　USBには、宇部鴻城野球部ほか、あわせて4つ部活が考えた内容の音源が入っています。

（宇部鴻城高校野球部　有川壱瑳主将）
「おしらせいたします。宇部鴻城高校野球部です。手に取る前に大切な人の顔を思い浮かべてくださいアウト！万引き」

　生徒らは23日、店内で直接、アナウンスも行い万引きの防止などを呼びかけました。

（宇部鴻城高校野球部　有川壱瑳主将）
「この録音を聞いて、（犯罪をする人が）1人でも多く減ってくれたらいいと思う」
（アルク西宇部店　水野大地副店長）
「地域のみなさんが録音してくれた音声なので地域の方たちの耳に届きやすいと思うので、積極的に防犯に活用していきたいと思う」

　生徒たちがつくった防犯音源は、23日から7月末までの間、宇部市内のアルク全店で流れることになっています。