【山口天気 夕刊10/17】18日(水)もカラカラ空気と昼夜の寒暖差に注意 金曜の空気を潤す雨を境に季節は“晩秋”へ
山口県は安定した秋晴れが続いていて、お洗濯などにはありがたいところですが、空気の乾燥を気にする方も多くなってきたようです。地面もカラカラで土が固くなり、草引きの作業なども大変、という声も届いています。17日(火)の山口県内各地の最小湿度は、全般に40%台から広瀬では31%まで下がりました。
ここ最近は連日、湿度が30~40%台まで下がってきている日々で、山口県は11日(水)~17日(火)まで1週間、毎日、乾燥注意報が出ている状況です。今月前半の雨の量は平年の1~2割程度と、極端に雨が少ないことも、空気の乾燥に拍車をかけています。
乾燥注意報は、出続ける期間が長くなるほど、特に木材の乾燥が進んで火災の危険が高まってくる、ということにもなります。火の元、火の取り扱いには十分注意を。また、お肌や喉のケアなども十分お気を付け頂きたいと思います。
18日(水)の山口県は、引き続き、空気の乾燥した晴天。火の元要注意ですが、絶好の洗濯日和、布団干し日和です。相変わらず昼夜の寒暖差も大きく、朝は羽織る上着が必要な肌寒さですが、昼間は日ざしの下では上着いらずで、少し袖をまくりたくなるくらいの陽気になるでしょう。
金曜日は北からの前線南下で、一時雨がシッカリ降るタイミングがあり、この雨により空気の乾燥はいったんリセットされそうです。しかし、この前線通過を境に、週末からはこの時期にしては強い寒気が流れ込んできて、一気に晩秋の肌寒さとなっていきます。寒気がやってくる前、雨が降る前の木曜日までに、布団干しや毛布の準備、厚手の上着の準備など、一段と深まる秋に向けた準備をシッカリ進めておきましょう。
まだ、もう少々続く空気の乾燥した状態を、注意すべき所は注意しつつ、上手に活用もしていきながら、深まる秋を健康第一で過ごして頂きたいと思います。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)