宇部市の予算案過去最大も「野外彫刻展=UBEビエンナーレ」3年に1度の開催に変更・予算確保が困難
山口県宇部市が新年度予算案を発表し一般会計は過去最大の764億5000万円となりました。また、2年に1度開催されている野外彫刻展=UBEビエンナーレについて篠﨑市長は準備期間の短さや予算確保の難しさから3年に1度の開催に変更することも併せて発表しました。
宇部市の新年度予算案は一般会計で764億5000万円で過去最大となりました。
こどもや障害者に対する福祉費が前年度より21億円余り増えたことなどが要因です。
主な新規事業では学校の適正配置や部活動の地域移行などを見据えて小中学生のバス運賃無料化に780万円。恩田スポーツパークでは現在、スケボーや3×3などアーバンスポーツ施設や屋根付きの運動施設などの工事が進んでいて、4月のリニューアルイベントに510万円の予算を計上しています。
また、篠﨑市長は2年に1度開催されている野外彫刻展=UBEビエンナーレについて次のように話しました。
(篠﨑市長)
「これまでは2年に1度の開催でしたが3年に1度の開催に変更して令和9年度の本展に向けた新たなスタートを切る」
1961年に宇部市野外彫刻展として始まり去年、30回目を迎えましたが、毎回準備やPRの期間が短く、約1億円かかる予算の確保も難しいことなどが理由としています。次回開催は2027年の秋で名称は今後、変更することにしています。