【山口天気 夕刊11/14】あす15日(金)~週末にかけて度々雨傘の出番 少々「冷たい雨」に注意 来週は暖房活躍の冷え込みの日も
●あす15日(金)…気圧の谷や湿った空気流入で降ったり止んだり 気温上昇鈍く少々冷たい雨に
●土曜日は南から雨雲が広がりやすい 日曜日は北から前線接近で日本海側ほどにわか雨
●来週は寒気流入で晩秋らしい肌寒さに 朝晩は暖房活躍の冷え込みの日も
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今週しばらく穏やかな晴天をもたらし続けていた高気圧が、日本の東へ離れていきました。代わって西から気圧の谷の雲が西日本に迫りつつあり、これからは天気下り坂となります。
県内はあす15日(金)夜明け前頃から西から雨雲が流れ込み始め、その後、降ったり止んだりが日中から夜にかけて続きます。特に雨の量が多くなる雰囲気ではないものの、一時的には本降りとなる所もあり、ぐずつく天気で日中の気温上昇が鈍くなるため、雨に濡れて風邪をひかないよう気を付けていきたいところです。
また週末も、まだ土曜日は気圧の谷の影響が残り、湿った空気が流れ込む南のエリアから県内に雨雲が広がりやすくなりそうです。日曜日は北からの前線接近で日本海側ほど所々にわか雨と、土日で雨の降り方は少々異なりますが、週末もスッキリしない空模様は続くことになりそうです。
台風の最新情報です。
現在、発生中の3つの台風のうち、23号は間もなく衰弱に向かうとみられます。
25号は今週末から来週初めにかけて、台湾から沖縄・先島諸島付近で動きが鈍くなりながら次第に勢力を落としていく予想です。24号はフィリピン北部から南シナ海へと、西へ西へ進んでいくでしょう。どちらの台風も県内からは遠く、直接の影響はないとみられます。
あす15日(金)の県内は、夜が明ける頃から雨が降ったり止んだりの天気が続きそうです。朝の冷え込みは弱いものの、そこから日中にかけて気温の上がり方は鈍く、最高気温でも20度に届かない所が多くなる見込みで、雨の冷たさが少々身体に堪えることにもなりそうです。身体を濡らさないよう気を付けて過ごしましょう。
土曜日は日中を中心に度々弱い雨、日曜日は日本海側ほどにわか雨の可能性があるなど今週末にかけても度々気まぐれな雨に注意が必要です。来週はまたしばらく落ち着いた天気が続く日々ですが、北から冷たい空気が流れ込み一気に晩秋らしい肌寒さに…朝晩は暖房も活躍する冷え込みの日もありそうです。
紅葉だよりです。各地とも例年と比べて1週間から10日ほど色づきが遅く、ようやく寂地峡で見頃ランクとなりました。ただ内陸、山間部の名所ほどピーク一歩手前の所も増えてきていて、来週の強まる冷え込み、県内の紅葉は一気に進んでいきそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)