子どもたちが初めてのアルバイトに挑戦 県の新制度「家族でやま学の日」
山口県は今年度から、平日に家族とともに学校外で学んでも欠席扱いにならない、「家族でやま学の日」を導入しています。
この制度を活用し防府市で子どもたちが初めてのアルバイトに挑戦しました。
家具・インテリア販売店ニトリ防府店で、アルバイトに挑戦したのは県内の小中学生15人です。
この取り組みは働くことの楽しさや大変さを学んでもらおうと県と東京大学の先端科学技術研究センターが連携して行ったものです。
学校の授業ではありませんが、参加者の多くは今年度から県で始まった授業日に欠席扱いにならず学校外で学べる制度、「家族でやま学の日」を活用しアルバイトに取り組みました。
この日任されたのは商品の補充作業です。
「(お客さんが)取りやすいように向きを変える」
「よいしょ!」
(子どもたち)
「人に喜んでもらえたらいい」
「並び変えたりバーコードをよむのが楽しい」
(東京大学先端科学技術研究センター 中邑 賢龍さん)
「働く中で自分の苦手なことなどに気づいたら普段の教科書での勉強とは違った意味でモチベーションが高まるのでは」
子どもたちは学校の外での学びを通して働くことへの理解を深めました。