美祢市にある国内最大級の鍾乳洞＝秋芳洞には、知られざる地底湖や巨大空間が広がっているといいます。この未公開エリアの体験ツアーが今年度にも始まることになり、村岡知事が体験しました。

　アウトドアツーリズムをすすめている村岡知事は18日、秋芳洞の未公開エリアに足を踏み入れました。

　県は、「観る観光」から「体験する観光」へ、をテーマに観光コンテンツの開発を進めていてその第一弾として秋芳洞の未公開エリアでのケイビングツアーが今年度にも始まります。

　県内在住の洞窟探検家によるガイドの下、村岡知事が体験したのはおよそ500メートル、、時間のコース。さらに時間をかけて奥深くいけば川を2つ越え、地底湖でのボートツアーも楽しめるということです。

（村岡知事）
「すごい広い空間が出てきたり、水が流れていて気持ち良い空間だったり、苦労して歩いていってたどり着いた所に素晴らしい景色があるという感じだった」

　視察の後、村岡知事は、地元の観光事業者らと意見交換しました。

　ガイドとして同行した秋吉台アドベンチャーツアーズの村瀬健志さんは「秋芳洞は国内のどの洞窟ツアーよりも見所が多く、観光の目玉になりうる」と話しました。

（村瀬健志さん）
「知らないだけで、まだまだ新しいものがいっぱいありますよと、そういう部分を伝えていけたら」

　未公開のケイビングツアーは外国からの参加者も見据え早ければ年度内にも始まる見通しで事前予約制、料金は1人・1万5000円が予定されています。