●きょう13日(木)は広瀬、玖珂で最高気温33.3度のほか　今年一番の暑さ続出！
●あす14日(金)も真夏の日差しと厳しい暑さ続く　熱中症「厳重警戒」の所も
●週末は梅雨前線北上が当初予測より鈍く　県内は降ってもにわか雨程度
　来週後半からぐずつく天気増加へ
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梅雨を飛び越えて、真夏の暑さがますますヒートアップの県内…きょう13日(木)の最高気温は岩国市の広瀬と玖珂で33.3度まで上がったほか、30度以上の真夏日が続出し、広範囲で今年一番の暑さとなりました。
また、福岡県久留米市で最高気温35度と、西日本で今年初の猛暑日を観測しています。

梅雨前線は引き続き、南西諸島付近に停滞しています。あす14日(金)も、同じ場所に停滞したままで、前線から離れている県内は、きょう13日(木)と同様の、真夏さながらの日差しと厳しい暑さが続きそうです。

きょう13日(木)と負けず劣らずの厳しい暑さが続きそうです。なお、あす14日(金)は夕立の可能性は低めになる、と見込んでいます。

そして、6月といえども熱中症のリスクもかなり高まり、「厳重警戒」レベルとなる所もある見通しです。体力消耗などに十分注意し、健康第一の心がけで過ごしましょう。

週末は少し前線北上の気配はありますが、当初の予測よりは梅雨前線の北上が鈍くなる見通しとなり、雨雲が広がるのは九州や四国など、太平洋に面したエリアにとどまり、県内は、降ってもにわか雨程度。しかし、来週になるとようやく前線が九州を横切るくらいまで北上してくる見通しで、だいぶ遅ればせながら、雨の季節の入り口が見えてきています。

今週末は、県内は雲が増えてきそうですが、雨は降っても、僅かなにわか雨程度と、今週末は大きな天気の崩れはなさそうな雰囲気です。週明けは晴れ間がありそうですが、来週後半は前線がしっかり北上してくることで、ぐずつく天気が続くようになり、ここでの雨が、県内の梅雨入り発表のタイミングとなる可能性が高い、と見込んでいます。

目先は厳しい暑さに十分注意しながら、来週に控える雨の季節への備えも着々と進めておきましょう。

（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）