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「運転行為は危険で悪質」山口死亡ひき逃げ事件 被告に懲役3年の実刑判決

2025年3月17日 20:23
「運転行為は危険で悪質」山口死亡ひき逃げ事件 被告に懲役3年の実刑判決

去年11月に山口市で起きた死亡ひき逃げ事件の判決公判が17日に開かれ、山口地裁は「運転行為は危険で悪質」などとして懲役3年の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、山口市黒川の飲食店経営の45歳の被告です。

判決によりますと、被告は去年11月、酒を飲んだ状態で乗用車を指定速度のおよそ2倍の速度で運転し、山口市穂積町の市道で車いすの男性をはね死亡させた上、飲酒運転の発覚を免れるためそのまま現場から逃走しました。

裁判長は「運転行為は危険で悪質なものというほかなく、過失は大きい」と指摘したうえで、「検挙をおそれて現場から逃走し、警察官が来るまで自宅で過ごしていて、自己中心的な態度は厳しい非難を免れない」などとして、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。

検察側の求刑は、懲役4年6カ月でした。

最終更新日:2025年3月17日 20:23
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