36年にわたり河川の草刈りなど清掃活動…山口市の「鳴滝を守る会」に表彰状
山口市の川で長年、環境美化活動をしている団体が、山口放送みらい財団から表彰され、助成金が贈られました。
河川愛護優良団体として表彰されたのは山口市の「鳴滝を守る会」で小野宏二会長に山口放送みらい財団の岩田幸雄理事長から表彰状と10万円の活動助成金が贈られました。
鳴滝を守る会は1989年、山口市小鯖の鳴滝川に防災を兼ねた親水プールが整備されたことをきっかけに地域の全世帯で結成されました。
以来、36年にわたって河川の草刈り活動や夏休みに合わせたプールの清掃・管理を続けています。
山口市の伊藤市長は「自然とのふれあいの場を長年、守っていただいている」とその活動をたたえました。
(鳴滝を守る会 小野宏二会長)
「子どもたちが来るので環境を整えて楽しんでもらう」「地域の観光資源、宝ということで先輩方が築いてきたことを継続してやってきた」
山口放送みらい財団は「ふるさとの川を美しく」というキャンペーンのもと1975年度(昭50)から河川愛護優良団体などを表彰していて、今回で66団体となります。