珠洲市に“機動型”津波観測装置を設置 水面まで電波を飛ばして潮位の変化捉える ソーラーや風力で発電
設置作業は午前10時から、気象庁の職員や作業員らによって進められました。設置された「機動型津波観測装置」は、水面まで電波を飛ばして潮位の変化や津波などを観測します。
ソーラーパネルや風力発電の他、5日分のバッテリーも備えられていて、悪天候が続いても運用できます。
気象庁によりますと、地震の影響で、気象庁が使用する石川県内の観測点のうち、珠洲市や輪島市で津波の観測ができなくなっていました。気象庁はこの後、正確なデータが収集できるか確認し、早ければ9日(金)から運用開始することにしています。
輪島市ではすでに輪島港に観測装置が設置されており、珠洲市での設置が完了すると、石川県内の気象庁の観測点全てで観測が可能になります。