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「一日でも早い復旧を」災害ボランティア、珠洲市で受け入れ2日目

2024年2月4日 12:51
「一日でも早い復旧を」災害ボランティア、珠洲市で受け入れ2日目
能登半島地震は発生から35日目です。甚大な被害を受けた石川県珠洲市ではきょうも災害ボランティアによる活動が行われています。珠洲市から梅原望記者が中継でお伝えします。

NNN取材団 梅原望記者
「珠洲市飯田町からお伝えします。こちらの住宅では、30分ほど前から災害ボランティアが使えなくなった家具などの片付け作業を行っています。2日目となるきょう(4日)は12人のボランティアが活動しています」

ボランティアは早朝に金沢市をバスで出発し、およそ3時間半後の10時過ぎに珠洲市内のボランティアセンターに到着しました。

滋賀県から参加
「きのう(3日)現場行かせていただいて、最後、家の方がご挨拶してくださったときの言葉の重みが心にくるものがあった」「一日でも早い復旧を自分も望んでいる。避難されている方も復旧を待っているので頑張りたい」

受け入れの初日となった3日は、ボランティア14人が、3時間ほどかけて、住宅1軒の片付けを行いました。珠洲市では、5500棟を超える住宅が被害を受けていて、現在も、ほとんどが手つかずのままの状態となっています。

しかし、ほぼ全域で断水が続いていて、宿泊する場所の確保ができず、受け入れ人数や作業時間が限られているのが現状です。

またボランティアは、全壊した住宅など危険な場所での作業ができないため、職員が依頼があった住宅を事前に確認した上で、作業に入る家を決めているということです。

4日は午後3時まで、住宅の片付けを行う予定で、5日以降も、毎日12人前後を受け入れるということです。
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