意欲作一堂 「日本現代工芸美術展」 石川展開幕
日本を代表する重鎮から新進気鋭の若手まで様々な工芸作品がならぶ日本現代工芸美術展 石川展が4日から金沢市内で開かれました。
金沢21世紀美術館で開幕した日本現代工芸美術展 石川展。この展覧会は、4月に東京で行われた本展の巡回展で、陶磁や漆、金属など技巧を凝らした作品およそ100点が展示されています。県内の作家の作品は32点。
こちらは、七尾市出身 小谷内和央さんの作品「蒼春Ⅱ」です。
元日の地震では作品自体にも大きな被害を受けながら、制作を続け、現代工芸本会員賞を受賞しました。
現代工芸大賞を受賞したのは久保芳美さんの作品「あぜの蛍」。
輪島市・白米千枚田のあぜのきらめきに込められた復興への願いを和紙で表現。初出展での受賞となりました。
日本現代工芸美術展 石川展は、今月9日までで、石川の現代工芸展も同時開催されています。