石川・白山市で防災セミナー開催 輪島市の教育長が自らの体験など語る
白山市で防災に関するセミナーが開かれ、参加者が地震など自然災害への対応について理解を深めました。
このセミナーはJA白山が地域のコミュニティ組織と連携して開いたものです。
白山市でも元日の能登半島地震で市内の避難所には一時、5000人を超える人が避難したほか、輪島市から集団避難の中学生を受け入れるなどしました。
今回のセミナーではその輪島市の教育委員会の小川正教育長が講演し、地震発生後の自らの経験などについて語りました。
その中では地元の中学生の集団避難を決めた際のエピソードも。
■小川正教育長
「そうなれば(集団避難すれば)衣食住、子どもたちが大丈夫。もう一つが避難所自体が満杯で200名だけでも(集団避難で)出ることによって少しでも(避難所の)負担を減らせないかと」
そして白山市に様々な支援に対する感謝の意を伝えました。
JA白山では今後も各地で随時こうしたセミナーを開いていく予定です。