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輪島市役所に新人職員14人 作業着で受け取る辞令 復旧・復興現地対策室も開設

2024年4月1日 18:32
輪島市役所に新人職員14人 作業着で受け取る辞令 復旧・復興現地対策室も開設

引き締まった表情の新社会人たち。 輪島市役所では、今年度、行政職と医療職あわせて14人が新たに採用され坂口 茂 市長から辞令が手渡されました。

輪島市・坂口市長:
「初心を是非とも忘れないでいただきたいと思います」「かつてない甚大な被害」
「輪島市の復旧復興に向けて力を貸してほしいと思います」

新人職員の1人、輪島市出身の松野 光さん。
元日の地震で自宅は半壊し、一緒に暮らしていた両親や兄とは離れて生活しています。

松野 光さん:
「輪島は自然もとても豊かで人とのつながりも温かい、とても素晴らしい市なので」
「いずれこの輪島市を復興して、さらにもっとよりよい市に、街にできるように頑張って仕事を覚えたいです。」

新人職員たちは、午後から各部署に配属され、さっそく業務に取り組んでいました。
一方、県庁では新たな組織が。作られたのは、「能登半島地震復旧・復興推進部」です。
「創造的復興推進課」と「生活再建支援課」の2つの課で構成され、職員らは国などとの調整を専門的に行うということです。

また、輪島市には「復旧・復興現地対策室」も設けられ、県から派遣された職員らが能登の6市町で必要な支援の把握や復旧・復興プランの策定などに関わります。

馳知事:
「この復旧のスピード、さらにあげていく努力をしたい。そのためにはお互いに情報を共有して」
「なにをすればスピードが速まるのか、そのことを常に検証しながら、被災地の復旧・復興に取り組みたいと思います」

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