能登町で発見の遺体 奥能登豪雨で行方不明の女性と確認 犠牲者は15人に
24日午前10時頃、能登町鈴ケ嶺を流れる川で「人の足のようなものが見える」と工事関係者から通報があり、警察と消防は川の中から土砂に埋もれた状態で女性の遺体を発見しました。
その後、警察がDNA鑑定などを行い身元の特定を進めていましたが、25日に遺体は9月の奥能登豪雨で行方が分からなくなっていた輪島市の中山美紀さんと確認されました。
これで奥能登豪雨で亡くなった人は15人となりました。
一方、今回の豪雨では、1500棟を超える住宅や道路、河川などに被害が出ています。
政府は25日の閣議で大雨被害について地域を限定せずに「激甚災害」に指定することを決定しました。復旧事業に対する国の補助金が上積みされるなど自治体の負担が軽減されます。
さらに半壊以上の家屋の解体を公費負担とすることに加え、中小企業については、施設整備の復旧のための生業補助金を適用するとしてます。