石川県内の警察署に勤務する男性巡査長が手錠の鍵を盗んだとして減給の懲戒処分を受けました。

2日付けで懲戒処分となったのは県内の警察署に勤務する20代の男性巡査長です。

男性巡査長はことし6月、警察学校に入校する前日、自身が管理していた手錠の鍵をなくし校内で同僚の手錠の鍵を盗んだとして、その後退校処分を受けていました。

この男性巡査長に対し県警は2日、減給（10分の１）1か月の懲戒処分としました。

男性巡査長は、上司に厳しく叱責されることを恐れて盗みに至ったということで
「自分が招いたことで他の誰の責任でもなく、弁明の余地もありません」と深く反省しているということです。

田畑真志 首席監察官は「警察職員の高い倫理観のかん養を図り、県民の信頼回復に努める」とコメントしています。