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最大87か所通行止め…県が被災道路の復旧状況示す 見通し立たない道路も

2024年1月25日 11:33
最大87か所通行止め…県が被災道路の復旧状況示す 見通し立たない道路も
石川県は25日、能登半島地震で被災した道路の復旧状況を示しました。
発災直後は土砂崩れや崩落、地割れなどによって最大で42路線87か所が通行止めに。(1月4日午前8時時点)
奥能登へのアクセスルートが遮断されていましたが、県が国や自衛隊と連携し復旧を進め、
通行止め区間は23日午後2時時点で29路線76か所となっています。

県によりますと、金沢と奥能登2市2町の市役所・町役場を結ぶ主要な幹線道路の復旧を進め、救命活動や支援物資輸送のためのルートを確保。その後、孤立集落の解消に向けて生活道路も含めて復旧を進め多くの道路が通行できるようになっているということです。

一方、県道38号輪島浦上線は大規模な崩壊が複数の場所で発生していて、通行可能となるまで少なくとも数か月を要するとしています。

県管理の道路で、激しい被害を受けた国道249号、のと里山海道・能越自動車道は23日から国が権限代行し、本格的な復旧作業が始まっています。

能越自動車道で現在も通行止めとなっている区間のうち
のと里山空港IC~穴水ICは2月上旬に復旧する見通しですが、穴水IC~横田ICは復旧のめどが立っていないということです。

復旧が進んでいない道路も多くあり、県は一般車両の被災地方面への不要不急の通行を控えるよう呼びかけています。
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