集団避難先から2か月ぶりのふるさとへ 集団帰還は地震後初めて 涙ぐむ人も…
元日の地震で一時孤立し、集団避難していた輪島市鵜入町の住民がきょう、およそ2か月ぶりに地元に帰還しました。
集団避難していた住民が、一斉に地元に戻ったのは初めてです。
「体に気を付けて」
住民は1月から地元を離れ、能美市内で共同生活を送っていましたが、ライフラインが復旧し帰還を決めました。
2か月ぶりのふるさとに思わず、涙ぐむ人も…。
住民:
「精神的に疲れたね」
「感激でいっぱいや。2か月ぶりやね」
「ただいま~」「はーい」「いやいや、ははは!」
自宅にもどり、まずは部屋の明かりをつけた堂上さん夫婦。
堂上宮幸さん:
「やっぱり自分の家はいい。90歳だが細く長く生きたい」
堂上よし子さん:
「やっぱり自分のウチはいい」
能美市への感謝とともに帰還の喜びをかみしめていました。
集団避難していた住民が避難先からそろって戻るのは初めてのケースです。