少子化で閉園した保育園が食品工場に 石川県志賀町が誘致
閉園した保育園の跡地を活用しようと志賀町が食品工場を誘致し工場の開所式が行われました。
14日、志賀町に開所したのは食品の製造・加工などを手掛けるホクト商事のレーズンの選別工場です。
工場が建てられたのは閉園した旧中甘田保育園の跡地。保育園は少子化の影響で入園者が減少したため去年、閉園し施設をどう活用していくかが課題となっていましたが、町が誘致した工場として活用されることになりました。
ホクト商事・佐々木秀夫 営業本部長
「建物をいかに活用して使うか。工期の短縮と地域活性化も踏まえて保育園を活用させていただいております」
志賀町・稲岡 健太郎 町長
「町内にはまだまだ遊休施設たくさんありますのでその先駆けになってほしいとの思い。今回のこの事例が全国的にモデルケースとして広まっていけば、また民間事業者から声が上がると期待しています。」
町は、未だ活用方法が決まっていないほかの保育園や小学校についても企業の誘致を進めていきたいとしています。