事業者の「なりわい再生」に向け 輪島市内に6か所の仮設商店街を整備へ
地震で被害を受けた事業者の「なりわい再生」に向けて被災地で建設が進む仮設商店街。このうち輪島市では、6か所で整備されることになりました。
輪島市では、被災した事業者が共同で仮店舗を設ける「仮設商店街」の整備を進めていて門前町の総持寺通りの3か所で合わせて11店舗が入る予定です。
こうしたなか6日の輪島市議会臨時会で、新たに中心部の河井町で2か所、そして町野町の1か所で仮設商店街を整備する議案が提出され、可決されました。門前町の3か所と合わせてこれで市内6か所に仮設商店街ができることになります。
坂口茂 輪島市長:
「(事業者が)なりわいをしないと今後輪島に残って生活することが難しいので、早く商店を仮設でありますけど開いていただくことが今後の復旧復興に向けての一歩になるのかなと」
また、市議会では断水が続く珠洲市の真浦町に向け輪島市の簡易水道から配水管をつなげる議案も可決されています。