”特急銀座”支えた北陸本線の顔にお別れ 特急サンダーバード 今夜がラストラン
「全部あしたから敦賀止まりになるので、サンダーバードに会いに行くには敦賀に行かないと会えないので寂しい」
「乗せてくれてありがとう」
高度成長期の1964年から、大阪と金沢、そして富山を結んだ「雷鳥」。
その後継として、1997年にデビューしたサンダーバードは、国鉄時代から「特急銀座」と呼ばれた北陸本線の顔として、観光や帰省など、石川の移動を支えてきました。
能登を代表する観光地和倉温泉は、地震で大きな被害を受け、大半の旅館やホテルがいまなお休業しています。
地元では不安の声も。
販売店店員 堀井敏江さん:
「直通だったものですごい心強か ったからこれがなくなるとちょっと戸惑いがある」
「あとはここらへんの復旧。がんばってやっていく」
県内を走る記憶はいつまでも…
サンダーバードは今夜、金沢発の列車も最後となり、あす以降の運行は、大阪・敦賀間に短縮。
金沢から敦賀までの間は延伸する北陸新幹線に引き継がれます。