11月14日、輪島市に住む70代の男性が特殊詐欺の被害に遭い、現金およそ2200万円をだまし取られました。

11月8日、男性の自宅に男から「あなたの口座が資金洗浄で使われていた疑いがあり、お金を調べる必要がある」といった電話がありました。

その後も男性の自宅には複数回にわたって電話があり、12月14日には「今から警察官がお金を取りに行くから玄関先に お金を置いてください」と電話があったため、男性は現金およそ2200万円の入った紙袋を玄関先に置きました。

この現金は12月30日までに返金すると聞いていましたが、返金されなかったことから男性はきのう警察に相談し、事態が発覚しました。

石川県警では特殊詐欺の被害防止策として留守電の活用や、お金の話が出たら電話を切ること、一人で判断せずに誰かに相談することを呼びかけています。