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火事相次ぐ石川県内 “暖房器具”に注意 対策は「可燃物を周辺に置かない」

2025年2月17日 18:46
火事相次ぐ石川県内 “暖房器具”に注意 対策は「可燃物を周辺に置かない」
2月15、16日の週末は、石川県内で火事が相次ぎました。原因の1つが暖房器具とみられています。まだまだ使用が続くこの時期、注意点などを専門家に聞きました。

16日正午前。石川県白山市福留南1丁目の住宅街から出火。

木造2階建ての住宅など4棟が全焼し、50代の男性1人が軽傷に…

15日は、金沢市窪3丁目でアパートが全焼する火事があり、男性1人が軽傷で病院に搬送。

火元の居間では、当時、ファンヒーターを使っていて、近くの段ボールなどに火が燃え移った可能性があるとみられています。

18日からは寒波の襲来も予想され、まだまだ暖房器具の出番は続きます。

金沢市消防局予防課・舘 克紀 予防係長:
「暖房器具につきましては、まず周りに燃えやすいもの、可燃物、 そういったものを置かないというところを徹底してほしいなというふうに思っております。あと、使わないときは確実に消火をしていただく」

暖房器具の近くで洗濯物を乾かしていたため、それが落下して火事になった事例や、ふとんが電気ストーブに接触し、火事になった事例もあり、就寝中は使わないなどの注意が必要です。

もし、火事になってしまった場合には、身の安全を確保したうえで、すぐに消防に通報してほしいとしています。

金沢市消防局予防課・舘 克紀 予防係長:
「火災の被害が大きくなる原因の 一つとして、消防機関への通報ですね、119番の通報が遅れたために被害が広がったという点も過去の火災ではありますので、 119番通報、これはなるべく早期にしていただきたいというふうに思っております」

また、雪で使えなくなることがないよう、除雪などで避難口や階段を確保するようにしてほしいと呼びかけています。

最終更新日:2025年2月17日 18:46
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