インフルエンザ流行シーズン入り 医師に聞く感染予防
27日、金沢市の医療機関では…
「ちくっとしますよ」
インフルエンザの予防接種が行われていました。
石川県は11月20日に、県内がインフルエンザの流行シーズンに入ったと発表。
27日午後に公表された石川県の定点医療機関あたりの患者数も先週同様、流行の目安となる1を超えています。
洞庭医院の洞庭賢一院長は、まだまだ患者数は多くないと話しますが…
洞庭医院・洞庭 賢一 院長:
「今まだくすぶったような状態なので、今後急激に増えるかどうかというのはまだよく分かりません。特に全国から観光客もそうだし、(能登への)ボランティアの方も全国から来てもらっているので、非常にある意味リスクが高いような気がします」
また、新型コロナウイルスの患者も今後、増えることが懸念されます。
洞庭医院・洞庭 賢一 院長:
「換気が悪いところに人が集まるような時期に増えるのではないかというふうに言われていますので、また年明け位からの流行というのは我々も心配していますし、国の方もそういう心配はしているみたいですね」
重症化予防のための65歳以上の人などを対象とした新型コロナワクチンの定期接種も始まっています。
こうした予防接種とともに定期的に部屋の空気を入れ替えるなど基本的な感染予防が大切だと話します。
洞庭医院・洞庭 賢一 院長:
「マスクとそれから手洗いということを非常に言いますが、それとやっぱり自分自身の体の免疫力を高めるという意味でも、睡眠とか、栄養バランスとか、そういうことも非常に重要だと思います」